UDP Reflector 改め DP Reflector
UDP Reflector 改め DP Reflector
結局、再送処理等に関していろいろ考えているのが面倒になってきたので1、UDP/TCP を混在させて利用可能な形にすることにしました。クライアントはアプリケーション側の要求やいろいろな制約を鑑みてどちらのプロトコルでも好きなように利用できます。DP Reflector の DP は Dual Protocol の DP なのだ(笑。
つまり、完全性や順序性が欲しいアプリケーション (または個々の通信要求) は TCP を使えばいいし、そういったものはいらないのでもっと性能が欲しい場合は UDP を使えば良いと。DP Reflector 側では UDP 時には完全性や順序性を一切保証しませんので、もし UDP を使いつつそういったものが (多少なりとも) 欲しい場合はアプリケーションレイヤーで作りこむ必要があります。
TCP でのやりとりのために追加になったコードと、再送処理が必要なくなったために削除したコードの分量はほとんど同じくらいか、多少前者の方が多いかな、という程度。UDP 版、TCP 版のテストクライアントも含めてありますが、かなりシンプルになったように思うのですがどうでしょうか?
再送処理がなくなった関係で、パケットフォーマットが少し変更されています (シーケンス番号フィールドがなくなった)。また、TCP ストリーム上へのパケットの乗せ方の仕様も追加になりました。さらにチャネルに参加しているクライアントのリストを得る LIST コマンドも追加になっています。
今回も www.digitune.org の 15315 番ポート (TCP/UDP とも) で動かしておきますので、テストにでも使ってくれい>かぴのすけ。
ナチュラルに inner-inner-class を使ってしまった…。うひょー。